ゲーミングPCのなかでも10万円はかなり安いほうです。「格安」「激安」なんて言われているものは大体10万円以内を指します。そもそも海外製のゲーミングPCは10万円の予算では足りません。
海外製よりも日本製のBTOゲーミングPCのほうが遥かに安いので、10万円で買いたいならドスパラやG-Tuneをおすすめします。
10万円の予算配分
1つ注意したいのはゲーミングPCの価格表記は税抜き、だという点です。そこに消費税と配送料、支払手数料などが加算されるので、10%くらい上乗せされることを前提でゲーミングPCを選ばなければなりません。
つまり10万円ピッタリなら9万円くらいのゲーミングPCが該当します。ではどのパーツを優先して選ぶべきでしょうか。ゲーミングPCにはグラフィックボード、メモリ、CPU等、それぞれ強化されたモデルが存在します。
グラフィックボードはGTX1050かGTX1050Ti
まず第一にグラフィックボードを最優先でスペックアップしてください。グラフィックボードがワンランク違うだけで10〜30%くらいグラフィック性能が変わってくるので、ゲームのサクサク度合いに大きく影響します。
今ならGTX1050、GTX1050Tiが候補に上がります。GTX1060 3GBを選びたいところですが、消費税込みだと10万円を越えてしまいます。GTX1050とGTX1050Tiとでは10%くらいの性能差に収まっているものの、GTX1050Tiのほうがコスパはいいです。
CPUはCore i5
CPUはCore i7ではなくCore i5がおすすめです。Core i7にしてしまうと一気に数万円も価格が上がってしまいます。エントリーモデルのグラフィックボードで遊ぶようなオンラインゲームはCore i5が推奨されていますから、Core i7でなくていいのです。
Core i5−7500かCore i5-7400の二択になるわけですが、性能面で見るとCore i5-7500のほうが圧倒的に格上です。また、Core i3の激安ゲーミングPCもありますが、本当に軽いゲームにしか対応できません。
メモリは8GB
メモリは8GBでいいでしょう。配信や録画のために16GBにするという手もありますが、16GBにするくらいならやはりグラフィックボードに優先してお金をかけたほうがいいです。
ストレージはSSDを忘れずに
ただしストレージだけは話が別です。10万円以下のゲーミングPCにはHDDしか搭載されていないことがあります。ここは10万円をオーバーしたとしても240GB以上のSSDを追加してください。もしも120GBだったら2倍に増やしましょう。SSDを入れるだけですべてがサクサクになるので超重要です。
10万円以下のおすすめゲーミングPC
どんなパーツを搭載したゲーミングPCを選べばいいか固まってきたでしょうか?それでは10万円以下のゲーミングPCのなかからおすすめのモデルをご紹介します。
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610BA1-TV
10万円ぴったりに収めたい人におすすめのデスクトップゲーミングPCです。消費税や配送料を含めるとちょうど10万円くらいです。肝心のスペックはGTX1050にCore i7-8400です。ゲーミングPCではほぼ最小構成ですね。
軽いゲームをプレイする予定の人には嬉しい価格です。でもストレージだけは不満が残ります。HDDだけだともっさりとした動作になってしまうので、240GB SSDを忘れずに追加してください。
ドスパラ ガレリア DH
10万円をもうちょっと超えてもいい人にはこちらのほうがおすすめです。GTX1050Ti、Core i5-8500というスペックなので、大抵のゲームが遊べる性能です。具体的にはFF14クラスならこれで十分です。
あとDVDドライブが追加されているのも地味にありがたいです。ストレージ関しては1TB HDDが搭載されていますが、HDDだけでは遅すぎます。SSDを追加することで動作が軽快になるので、SSD + HDDにしてください。240GB SSDがおすすめです。
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