ここ5年くらいでしょうか。80Tiの型番を持つグラフィックボードこそが最強スペックを維持しています。GTX780Ti、GTX980Ti、どれも素晴らしい性能とコスパで大人気でした。
そして待望のGTX1080Tiがついに発売されました。それに伴いBTOメーカーからGTX1080Ti搭載ゲーミングPCがいくつか販売されています。
GTX1080Ti vs GTX1080
ハイスペック、あるいはハイエンドなゲーミングPCを買おうとした場合、グラフィックボードはGTX1080TiかGTX1080で迷います。どちらを選ぶべきかは人によって異なりますが、まずは性能を比較してみましょう。
3DMARK FireStrikeのベンチマークスコアを見ていると、GTX1080Tiのグラフィックスコアが約28500なのに対し、GTX1080は約22000です。GTX1080Tiのほうが3割程度高性能な結果が出ます。
それ以外のベンチマークソフトでもGTX1080Tiのほうが30〜35%程度高くスコアが出ていて、一部のゲームでは2倍ものフレームレートを叩き出しています。
価格面での比較をしてみると、GTX1080Ti搭載ゲーミングPCとGTX1080搭載ゲーミングPCは2万円しか変わりません。デスクトップの価格の割合としては10%以下の違いです。となるとGTX1080Ti搭載ゲーミングPCのほうが遥かにコスパがいいですよね。
だからコスパで選ぶにしても性能で選ぶにしてもGTX1080Ti搭載ゲーミングPCのほうがおすすめです。なによりもGTX1080Tiのほうが長く使えるのが大きいです。
おすすめのGeForce GTX1080Ti搭載ゲーミングPC
GTX1080Ti搭載ゲーミングPCの数はまだ少ないため、代表的なデスクトップだけをご紹介します。
ドスパラ ガレリア ZZ
ドスパラはいきなりかなり安い価格でGTX1080Ti搭載ゲーミングPCを販売しています。ハイエンドPCに相応しいパーツ構成になっていて、Core i7-7700K、メモリ16GB、750GB SSD + 3TB HDDと完璧です。
ここまでハイエンドな構成ならすべてのゲームを最高画質で楽しめます。4Kにしたってサクサクです。高解像度でゲームを楽しみたい、最新FPSで144fps以上維持したいと思う人におすすめです。
チェック! >> ガレリア ZZのスペックはこちら
G-Tune NEXTGEAR i680PA1-SP
G-Tuneにも似たようなパーツ構成のGTX1080Ti搭載デスクトップがあります。CPUとストレージは大体一緒ですが、メモリ容量は2倍になっています。
それなのにG-Tuneのほうが少し価格が安いので、コスパ重視ならおすすめです。でもドスパラのほうが色々カスタマイズできるので、電源ユニットを高級にしたり、静音性を重視させたいならドスパラをおすすめします。