ゲーミングPCのパーツでお金をかけるべき優先度

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ゲーミングPCにはたくさんのパーツが詰まっています。すべてのパーツをハイスペックにすれば、誰もが満足するゲーミングPCに仕上がります。しかし現実的に考えると、予算があるのでお金をかけられるパーツは限られます。

ではどのパーツを優先的にお金をかければいいでしょうか。やはり快適性に直結するパーツや交換が面倒なパーツにお金をかけるのが正解です。その順番を解説します。

最優先はグラフィックボード

オンラインゲームがどれくらいサクサクになるかは、ほぼグラフィックボードにかかっています。オンラインゲームの推奨スペックを見ると、CPUやメモリはそこまでハイスペックでないことが多いです。

大体飛び抜けてグラフィックボードの推奨スペックが高いのです。だからとにかくグラフィックボードを選ぶことから始めてください。

特に最新ゲームはハイスペックなグラフィックボードが要求されますし、これからどんどん推奨スペックは上がっていきます。だからギリギリのスペックにするのは間違いで、3年後を見越したグラフィックボードの選び方が正解です。


起動ドライブはSSDにしよう

ゲームにはあまり関係なさそうですが、私はグラフィックボードと同じくらいSSDが大切だと考えています。一度でもSSDを使ったら、HDDしか搭載されていないパソコンなんて遅くて使えません。

最近は多くのゲーミングPCにSSDとHDDの両方が搭載されています。これはSSDが起動ドライブ、HDDが空っぽの状態です。SSDにOSがインストールされている状態が大切なので、このストレージ構成を覚えておいてください。

もしもHDDしか搭載されていないゲーミングPCがあったら、SSDの追加を忘れずに。それだけでゲーミングPCの快適性が数倍になります。


メモリは多くて困ることはない

2016年からゲームに求められるメモリ量が増加しました。それまでは8GBあればとりあえずOK、16GBあれば余裕。といった感じでした。

でもメモリ16GBを推奨するゲームが急増したことにより、これからは16GBあればとりあえずOK、32GBあれば余裕。になったのです。

ただしグラフィックボードやSSDに比べたら優先度は下がります。なぜならメモリはとても簡単に増設できるからです。同じ規格のメモリを買ってきて、スロットに挿すだけで完了です。もしも自分でカスタマイズするのが不安なら、最初から32GBにしてしまいましょう。今のところ64GBは不要です。


CPUの選び方はちょっと難しい

ゲーミングPCのコスパを重視するとCore i5を選ぶと、他のパーツにお金をかけられるようになります。サービス開始から何年も経過しているオンラインゲームならCore i5にしておくのがおすすめです。

とはいえ、すでにCore i7が推奨されるゲームが増えていますし、何よりCPUの交換は非常に面倒です。だったら最初からCore i7を選んだほうが面倒なことなく長く使えるゲーミングPCになります。

ちなみにCPUは極端にお金をかけてもゲームへの影響はあまり大きくありません。最高級CPUにしたとしても、ゲームが劇的にサクサクになるわけではありません。だからCPUの優先度はグラボやSSDよりも下です。


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