BTOメーカーごとにゲーミングPCにはどんな違いがあるのか

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ゲーミングPCを買おうと思ったらまずBTOメーカーのサイトを眺めると思います。今時ゲーミングPCを自作するメリットってほとんどないので、やはりBTOメーカーのゲーミングPCがおすすめです。

でもBTOメーカーごとにゲーミングPCって色々な違いがあります。「同じパーツを搭載しているように見えるのに、なんで価格がこんなに違うんだろう?」と疑問に思うのではないでしょか。具体的にどんな違いがあって、なぜ違うのかを解説します。

BTOメーカーで価格が違う

まず最初に目につくのが価格の違いです。例えばGTX1060搭載ゲーミングPCでも数万円も価格が違ったりします。これにはいくつか理由があります。

まずGTX1060の場合、GTX1060 6GBとGTX1060 3GBの2種類があります。スペック表をよく見るとビデオメモリが書いてあるはずです。

GTX1060 6GBのほうが高性能なので若干ながら高額になります。例えばドスパラだとGTX1060 6GBも3GBも用意していますが、G-Tuneは3GB版しか選べません。

だからぱっと見ただけだとG-Tuneのほうが安く思えます。しかしGTX1060 3GB搭載ゲーミングPC同士の価格を比較すると、ほとんど同じだと気付きます。

また別の理由としてBTOメーカーの規模の違いがあります。基本的に規模が大きいほど価格が安くなる傾向があります。BTOメーカーの大手といえば、ドスパラ、Mouse(G-Tune)、パソコン工房の三社です。

どこも大量のBTOパソコンを販売しているため、パーツを仕入れる時の値段を安く抑えるノウハウを持っています。(大量に仕入れたほうが安くなります)

特にMouseとパソコン工房はどちらもユニットコムというグループ会社です。だから工場の場所も同じですし、パーツの流用も簡単なので、価格を安く抑えやすいのです。特にMouseとパソコン工房はBTOパソコンの市場を頻繁に調べていて、ドスパラに対して価格競争を挑んでいるように見えます。(毎週価格が変わるのはそのせいでしょう)

ゲーミングPCで選べるパーツが違う

BTOパソコンという観点で見るとカスタマイズの自由度に違いがあります。電源ユニットが3種類しかないBTOメーカーもあれば、10種類以上揃えているところもあります。

さらに同じグラフィックボードでもオーバークロック版やメーカー別に選べるところもあります。選べるパーツを絞ったほうが価格は安く抑えられる反面、選べるパーツがたくさんあったほうが満足度が高いゲーミングPCを販売できるというジレンマがあるはずです。

ケースが違う

ゲーミングPCのケースはBTOメーカー各社が最もオリジナリティを出せる部位です。パソコン工房の場合、ゲーミングPCのデスクトップだけで6種類ものケースがあります。G-Tuneは3種類、ドスパラは4種類です。

ケースが多ければ多いほうが選択肢が増えて嬉しいかもしれませんが、私としては目的に応じたケースが選べるかどうかを重視します。デザイン面は好みの問題なのでここでは書きません。

私はドスパラのケースが素晴らしいと感じます。なぜならどれも目的がしっかりしていて、カスタマイズにも優れているからです。横置きもできるスリムタイプのケースは非常に小型で、他のBTOメーカーでこのサイズはありません。

ミドルタワーはどのBTOメーカーにもあるものの、ドスパラだけはトップケースファン、サイドケースファンを合計4つ搭載可能で、ゲーミングPCの冷却性能を高めることができます。

手数料が違う

多くのBTOメーカーはゲーミングPCの価格を税抜きで表記しています。ここは同じですが、それ以外の手数料が加算されることを知っていますか?

まず配送料です。意外と気にしない人が多いようですが、BTOメーカーによっては結構高額な配送料を取る場合があります。特にゲーミングPCとセットで液晶モニターを購入した時に、配送料がそのままの場合と配送料が2倍になるケースに分かれます。

もう1つが支払手数料です。クレジットカード、銀行振込、代金引換、分割払い等、どのような支払い方法でゲーミングPCを購入するかによって手数料がかわってきます。どのBTOメーカーもクレジットカード払いだと大丈夫ですが、それ以外の方法だと支払手数料に違いが出てきます。

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