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ゲーミングPCの性能を底上げするB450搭載マザー

第2世代Ryzenの性能をフルに発揮できる環境として、これまではX470チップセット搭載マザーが有力でした。

しかし、X470搭載マザーは比較的高価で、初心者には手が出しにくい製品でした。そこで登場したのが今回紹介するB450搭載マザー。ミドルレンジでありながら、ハイエンドモデルと遜色がない性能を出せる期待のマザーボードです。

コスパ良好!B450マザーの価格

まず、AMDの第2世代Ryzen向けハイエンドマザーであるX470シリーズの価格を見てみましょう。

・BIOSTAR X470GTN…15000円前後
・ASUS TUF X470-PLUS GAMING…17000円前後
・ASRock Fatal1ty X470 GAMING K4…21500円前後

次に各社から発表されたB450搭載マザーの価格です。

・MSI B450M PRO-M2…8600円前後
・ASRock B450M-HDV…9700円前後
・ASRock Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ac…17300円前後

このように大体5000円程度の価格差があります。またX470が先行して発売されていて価格がこなれていることを考えると、B450も今後は安くなるかもしれません。そうなれば、価格差はさらに広がるでしょう。

B450搭載マザーの魅力は?

なんといっても、第2世代Ryzenの新機能である「Precision Boost Overdrive」や「XFR2 Enhanced」に正式対応していることでしょう。どちらも新しいOC(オーバークロック)機能で、ゲーミングPCの性能を底上げしてくれます。

この2機能をフル活用できれば、同価格帯のインテル製CPUと同等以上の性能を発揮できるため、B450+第2世代Ryzenという選択肢は十分に”有り”です。

さらに、第2世代Ryzenの人気にともなって、大手マザーボードメーカーから豊富なラインナップが発表されていることもポイント。ASUS、MSI、ASRock、GIGABYTEとメジャーなマザーボードメーカーが揃っています。いくら性能が良いパーツでも、入手性が悪ければ意味がありませんからね。

インテル製マザーボードに引けを取らないラインナップで、カスタマイズや予算に応じた選択ができ、非常に魅力的です。

B450で安価にハイエンドゲーミングPCを構築

すでに一部のBTOメーカーではB450を組み込んだモデルを発表しています。サイコムやフロンティアですね。また、今後はパソコン工房やドスパラ、ツクモ、マウスコンピューターといったメジャーなBTOショップでも搭載モデルが増えていくでしょう。

安くて性能が良いゲーミングPCを目指すなら、B450+第2世代Ryzenで構成されたBTOパソコンが狙い目かもしれませんね。