World of Tanks(WoT)日本でもっとも人気のあるオンラインアクションゲームです。大会なども開催され、カジュアルゲーマーからガチゲーマーまでみんなが楽しめています。
でもグラフィックボードの搭載されていない普通のパソコンでは遊べません。特に雪が降ったりする天候エフェクトのあるマップは非常に重いため、高解像度・高画質で遊ぶにはそれなりのスペックのゲーミングPCが欠かせません。
多くの人はWorld of Tanksで60fps出すことを目指すでしょうから、60fps以上出すためにはどれくらいのスペックのゲーミングPCがおすすめかご紹介します。
World of Tanks推奨スペック
最初に確認しておきたいのがWorld of Tanksの推奨スペックです。World of Tanksは2014年に高画質化され、以前よりも重くなりました。
- 対応OS: Windows XP/Vista/7/8 64-bit
- CPU: Intel Core i5-3330
- メモリ: 4 GB 以上
- ビデオカード: GeForce GTX660 (2GB) 以上
OSはWindows10 Home 64bit
OSにWindows10が含まれていませんが問題なく遊べます。むしろ今ゲーミングPCを買うならわざわざ高いWindows7を選ぶ必要はありません。SSDの動作もWindows10のほうが最適化されているので、Windows10 Home 64bitがおすすめです。
CPUは動作周波数が3GHz以上
CPUはCore i5でもいいですし、Core i7でもいいです。ただし動作周波数が3.0GHz以上を推奨されているので、ゲーミングノートPCを選ぶ際は注意が必要です。CPUのスペックが足りないとフレームレートが下がるので、代わりに高性能なグラフィックボードを選ぶのがおすすめです。
メモリは問題ありません。今なら8GB以上が当たり前です。動画編集や録画をするなら16GBにしておいたほうがいいです。
グラフィックボードはGTX1060がおすすめ
グラフィックボードは性能を数値化して考えてみましょう。3DMARK FireStrikeというベンチマークではGTX660のスコアは約4000です。つまり少なくとも4000、できれば6000以上のグラボを選ぶようにしましょう。
4000のグラフィックボードでも問題なくプレイできますが、高解像度・高画質に設定するとギリギリです。それに今後のアップデートでさらに重くなる可能性もあります。だから余裕を持って6000以上のグラフィックボードをおすすめします。
6000以上出せるグラフィックボードはGTX1060です。GTX1050だと足りません。GTX1050Tiがなんとかクリアできるレベルです。GTX1060はデスクトップ用としてもノート用としても人気No.1なので、World of Tanks用ゲーミングPCを買うならGTX1060搭載モデルがおすすめです。
ちなみにゲーミングノートPCの場合、GTX960Mだと60fpsに届きません。GTX970Mなら大丈夫ですが、コスパを比較するとGTX1060の圧勝ですから、わざわざ旧世代のグラフィックボードを選ぶのはとても勿体無いです。
World of TanksにおすすめのゲーミングPC
選ぶべきパーツが決まったので、おすすめのゲーミングPCをご紹介します。
ガレリア ゲームマスター GXT
World of Tanksのために作られた推奨パソコンです。ガレリア ゲームマスター GTはWoTの動作サポートをしているので「絶対確実」という安心感があります。パソコン初心者には嬉しいですよね。
メモリもCPUもWoT推奨スペックを余裕で越えています。搭載グラフィックボードはGTX1060です。GTX1070搭載の推奨パソコンもありますが、WoTのためにGTX1070はオーバースペックです。
NEXTGEAR-MICRO im570SA9-WOT
G-TuneにもWoT推奨パソコンがあります。ドスパラとほとんど同じスペックですが、こちらのほうが安いです。しかし同じGTX1060に見えますが、こちらのほうが低性能です。
ドスパラはGTX1060 6GB、G-TuneはGTX1060 3GBを採用しています。ビデオメモリだけの違いに見えますが、実際には性能も違います。具体的には10%くらい差が出るので、高性能を求めるならドスパラ、安さを求めるならG-Tuneがおすすめです。
ガレリア GCF1060GF
ノートPCでWorld of Tanksを遊びたいなら、GTX1060搭載モデルがおすすめです。CPUがCore i7ですし、SSDも搭載されているのでサクサクです。
実際にこのゲーミングノートPCでWorld of Tanksをプレイしてみたのですが、ばっちり60fps以上出ました。メモリは8GBで十分ですが、動画編集とかをしたいなら16GBに増やしましょう。