世界中で大流行しているMOBA。特にLoLとDota2の人気が凄まじいです。海外だけでなく日本人のプレイヤーも多く、プロゲーマーも数多く生まれています。
当然プロゲーマーは「勝てる環境」を意識しているわけですが、彼らはMOBAのためにどんなゲーミングPCを使っているのでしょうか。詳しく調べてみました。
MOBAプロゲーマーはミドルスペックを好む傾向が
日本のLoLプロゲーマーは何人か自分が使っているゲーミングPCのスペックを公開しています。BTOメーカーが提供しているケースも多いので非常に参考になります。
で、肝心のスペックですがほとんどのMOBAプロゲーマーはミドルスペックを使っています。具体的にはGTX1060が多いです。GTX1070やGTX1080はあまり見かけません。逆にGX1050のようなエントリーモデルを使っている人は見当たりませんでした。
これには理由があり、LoLもDota2も軽いからです。FPSプロゲーマーのようにハイスペックが求められるゲームではありません。しかしどちらも144fpsでプレイすることを意識しているため、それなりのスペックに落ち着くのでしょう。
もっと軽いスペックでも144fpsを出すことは可能ですが、選ぶグラフィックボードによって最低fpsに違いが出ます。LoLもDota2も画面を移動させたり、ユニットを操作するとガクッとfpsが落ちます。でもスペックが高いほうが高いfpsで安定するのです。
だからエントリーモデルを使わないのでしょう。私自身の経験で言っても、やはり今はGTX1060がMOBAに一番おすすめです。他のゲームもやるならGTX1070もコスパが良くておすすめです。
LoL、Dota2におすすめのゲーミングPC
GTX1060を基準にした上で、安くてコスパがいいゲーミングPCを選んでみました。なお、GTX1060には3GB版と6GB版がありますが、どちらでもいいです。6GBのほうが高性能なので安定性を重視するなら6GBのほうがMOBAに向いています。
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610SA1-C
GTX1060搭載ゲーミングPCで最安値なのがG-Tuneです。こんなに激安なのに最新CPU、メモリ8GB、SSD搭載となかなかのスペックです。LoLとDota2にはCore i5でいいので、高額なCore i7は選ばなくていいです。
日本のLoLプロゲーマーがこれに近いスペックのゲーミングPCを使っています。でもGTX1060 3GBなのとDVDドライブ非搭載なのが弱点です。
ドスパラ ガレリア DT
144fpsで安定させたい人にはGTX1060 6GBをおすすめします。G-Tuneでは3GB版しか扱っていないのでドスパラがいいです。しかもSSD搭載、DVDドライブ搭載と弱点が1つもありません。その割に激安ですから、MOBAのためにゲーミングPCを買うならこれが最強におすすめです。
チェック! >> ガレリア DTのスペックはこちら
G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5540SA1
ゲーミングノートPCにもGTX1060搭載モデルがあります。G-Tuneとドスパラのを比較するとこちらのほうがコスパが良くておすすめです。カスタマイズが必要ないので、LoLもDota2もサクサク動く完璧なスペックです。