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2018年がeスポーツ元年と呼ばれる理由

2016年頃からにわかに盛り上がりを見せているeスポーツ。最近では、アジア五輪のデモ競技に決定したことでも話題になりました。

実は2018年が「eスポーツ元年」と呼ばれるほど期待されている年なのをご存じでしょうか。今回はその理由を解説します。

プロ団体の統合

これまで日本のeスポーツの世界は、いくつかのプロ団体が乱立している状態でした。しかしこの状態を是正しようという動きが活発になり、ついに2018年2月1日「日本eスポーツ連合」として統合されたのです。

とはいえ「統合されたから何か変わるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。実は、eスポーツに限らず、スポーツを管理する団体がしっかり統合されていないと、国際大会に選手を派遣することが困難なのです。

日本のeスポーツ市場が世界に比べて大きく遅れていたのは、こういった団体の統合が進まなかったことも原因のひとつ。しかし2018年に日本eスポーツ連合ができたことで、今後は積極的に国際大会へ選手を派遣できるようになりました。

ジャカルタ・アジア五輪でeスポーツがデモ競技に

冒頭でも述べたように、2018年8月からジャカルタで開催されるアジア五輪に、eスポーツがデモ競技として採択されました。

また、日本代表として2タイトル(ウイニングイレブン2018、ハースストーン)に選手が出場することが決定。中国・韓国などの強豪と競った結果ですので、かなり評価できる結果だと思います。

2022年にはメダル種目、2024年には五輪種目?

すでに世界的な流れは完全に「eスポーツ=五輪種目」へと傾いています。2022年に中国の杭州で開催されるアジア五輪では、すでに正式種目としてメダルをかけて争うことが決定しているのです。

さらに2024年のパリ五輪で採用されることも検討されるなど、もはや「単なるゲーム」とは誰も呼べないでしょう。

また、ビジネスの世界もeスポーツは注目されています。ある調査結果では、世界のeスポーツ関連市場が、2020年までに約5500億円規模に達すると予想しています。これは、英国のプロサッカーリーグ「プレミアリーグ」に匹敵する規模です。

ゲーミングPCを買う理由が「ゲームをしたい」から「五輪に出たい」「プロになりたい」に変わる日も、そう遠くないのかもしれませんね。

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