安いゲーミングPCが欲しい場合、最有力候補になるグラフィックボードがGeForce GTX1050 2GBです。どのBTOメーカーでも2018年は最安値のゲーミングPCに必ずGTX1050が搭載されています。
安いものだと10万円以下ですから予算が少ない人には嬉しい選択肢でしょう。でも同時に気になるのは性能ですよね。他のグラフィックボードに比べてGTX1050はどれくらいの性能なのでしょうか。
GTX1050と他のグラフィックボードの性能を比較
グラフィックボードとゲーミングPCの性能を計測するのに便利な3DMARK FireStrikeのスコアを参考にします。4Gamerで以下のスコアが出ていました。
グラフィックボード | ベンチマークスコア |
---|---|
GTX1050 | 6130 |
GTX1050Ti | 6697 |
GTX1060 6GB | 10861 |
GTX1050とGTX1050Tiの性能差はわずかです。10%以内に収まっています。しかしGTX1060 6GBとの開きは大きいです。2倍とまではいかないものの、それに近い性能差があります。
ゲーミングPCの価格差を考慮するとGTX1050とGTX1050Tiは納得できますが、GTX1060のほうがずっとコスパが良いことに気付きます。コスパを重視するならGTX1060、最安値がいいならGTX1050がおすすめです。GTX1050Tiは中途半端な存在に思えます。
ただし結局のところどんなゲームを遊ぶかによります。GTX1050でも軽いゲームなら快適です。少なくともFF14くらいまでの重さのゲームなら標準画質でサクサクです。一方で最新ゲームをプレイするには性能不足です。推奨スペックにも足りていません。
おすすめのGeForce GTX1050搭載ゲーミングPC
ここまで読んで「自分にはGTX1050搭載ゲーミングPCがぴったりだ!」と思う人に、おすすめのデスクトップをご紹介します。
ドスパラ ガレリア DS
ドスパラにはとんでもなく激安なGTX1050搭載ゲーミングPCがあります。8万円台のゲーミングPCがあるとは思いませんでした。これより低いスペックのゲーミングPCだと普通のパソコンとしても微妙なので、ここを最低ラインをしてください。
そのまま買うのもいいですけど、私なら250GB SSDを追加します。1TB HDDだと容量はいいですが速度の問題があります。HDDだけのゲーミングPCだと絶対にイライラしますよ。SSD + HDDにするのが今の常識です。
チェック! >> ガレリア DSのスペックはこちら
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im610BA1-TV
G-Tuneで最安値のゲーミングPCです。上記の通り8万円台です。ドスパラよりもスペックが良く、Core i5にメモリ8GBとゲーミングPCで人気のパーツ構成です。
これなら推奨スペックがメモリ8GBのゲームも遊べます。ストレージ容量も多くて嬉しいのですが、SSDが入っていないのだけは不満です。240GB SSDの追加をおすすめします。
ドスパラ ガレリア SS
GTX1050搭載ゲーミングPCで小型なのがこれです。日本では一番小型なゲーミングPCです。小型だからスペックが低いのでは?と思うかもしれませんが意外と高性能です。
Core i3、メモリ8GB、さらにSSDとHDDの組み合わせです。これで約10万円とは衝撃です。軽いゲームをしたくて、省スペース性も重視したい人には最強におすすめのゲーミングPCです。
チェック! >> ガレリア SSのスペックはこちら