小型・高性能・リーズナブルなパソコン工房「LEVEL∞ C-Classシリーズ」

コスパ良好なゲーミングPCをリリースしているパソコン工房から、小型高性能な新モデルが出ています。その名も「LEVEL∞ C-Classシリーズ」。圧倒的に小さいながらもフルサイズのGPUを搭載できることで評判です。一体どんなスペックなのでしょうか。

サイズと性能は比例しない！「LEVEL∞ C-Classシリーズ」

パソコン工房の「LEVEL∞ C-Classシリーズ」は、高さ296mm、横幅178mm、奥行き388mmというサイズに、高性能を詰め込んだモデルです。前面から見るとA4サイズ用紙よりも小さく、横から見ても15.6型のノートPCと変わらないという、驚異のコンパクトさを実現しています。

しかしながら、312mmサイズまでのGPUが搭載可能で、M.2SSDや水冷CPUクーラーまでも装備可能という驚きのスペックです。なんとこのサイズでGTX1080ti搭載モデルがあるというのは、本当にびっくりしますね。もう少し具体的に各モデルの詳細を見ていきたいと思います。

今回は以下3つのおすすめモデルをピックアップします。どれもこの小さい筐体の中に詰め込まれているとは思えないスペックです。

いずれも2018年3月時点でハイエンドゲーミングPCと呼ぶにふさわしいスペックです。このほかにもCore i5 8400搭載モデルなどもあり、GPUとCPUの組み合わせは豊富ですね。

この3つの中で個人的に注目なのは「LEVEL-C37N-LCi7K-TXVI」でしょうか。水冷+MVMe接続のM.2SSD搭載で、電源が500Wと、性能やランニングコストとのバランスが非常に良いと感じました。

また、GTX1060搭載のミドルレンジモデルも豊富ですから、税込み価格を15万円以内におさめたい方にもおすすめできます。

この「LEVEL∞ C-Classシリーズ」がなぜこれほど小型なのに圧倒的な高性能を実現できるかといえば、それは個性的なパーツ配置が理由だと感じています。

このシリーズは側面パネル内側にパーツが取り付けられており、ファンや水冷ユニットの一部が取り付けられています。こうすることで、CPUを水冷にしつつGPUに干渉しない配置を実現しているのです。CPUクーラーの高さがネックになりがちな小型PCの弱点を見事に克服していますね。

性能的にはミドルタワーからフルタワークラスのゲーミングPCと比較しても何ら遜色がなく、外見もスタイリッシュ。価格もこのサイズにしては良心的です。小型で高性能かつコスパに優れるゲーミングPCが欲しいなら、今もっとも注目すべきシリーズかもしれませんね。