ゲーミングノートPCはデスクトップタイプよりも割高ですが、持ち運びできることから需要があります。
また、モニターや光学ドライブがあらかじめ付属していることから、実際のコストは思ったよりも安くあがることもあるわけです。
最近はLANパーティーなどで友達と一緒にプレイする機会もありますから、ゲーミングノートPCは今後伸びていくでしょう。そこで、デスクトップ以上の性能を持つゲーミングノートPCをご紹介します。
持ち運び可能なハイスペック環境を手に入れるのは、ゲーマー冥利につきますよ。
ドスパラ「ガレリア GKF1080GF」
ドスパラのゲーミングPCブランド「ガレリア」のノートPC版フラッグシップモデルです。
CPUに Core i7 7700K、GPUにGTX1080、メモリは16GBとハイエンドデスクトップと遜色のない性能を持っています。
特にCPUは、一般的なゲーミングノートPCに搭載されている「Core i7 7700HQ」ではなく、通常のデスクトップ版CPUです。
ノートPCというのは見かけだけであり、中身は完全にハイエンドデスクトップといえるでしょう。
またGPUは2017年末時点でコスパ最強クラスのハイエンドGPU、GTX1080です。電源容量の関係上、通常はノートPCに搭載できませんから、これだけでも価値がありますね。
OS…Windows 10 Home インストール済み
CPU…インテル Core i7-7700 プロセッサー (4コア8スレッド, 定格3.6GHz, ターボ・ブースト時最大4.2GHz, 8MB L3キャッシュ)
メモリ…16GB PC4-19200
マザーボード…インテルZ270チップセット
GPU…NVIDIA GeForce GTX 1080 8GB
パソコン工房「LEVEL-17FG109-i7K-WNR-KCOM」
パソコン工房からは、GTX1080の2枚刺し（SLI構成）のゲーミングノートPCをピックアップ。
さらにCPUはデスクトップ版のCore i7 7700Kで1世代前のトップグレードです。モニター17.3インチの4K液晶。
正直なところ、ノートPCにこのグレードのパーツを載せてくるとは思いませんでした。この環境が持ち運び可能というのは、それだけで驚きです。
価格も確かに高いですが、デスクトップで実現しても30万円近くする構成のため、割高かと言われれば微妙なところです。それだけこの構成には意味があります。
そもそも、冷却ひとつとってもデスクトップですら大変なので、ノートPCの筐体に濃縮したのは技術力の賜物といえます。
i7 7700K + GTX1080SLIを持ち運べるというのは、コアなゲーマーにとって想像以上のメリットがありそうですね。
OS…Windows 10 Home インストール済み
CPU…インテル Core i7-7700K(4コア８スレッド, 定格4.2GHz, ターボ・ブースト時最大4.5GHz, 8MB L3キャッシュ)
メモリ…16GB PC4-19200
マザーボード…インテルZ270チップセット
GPU…NVIDIA GeForce GTX 1080 8GB×2（SLI）
>> LEVEL-17FG109-i7K-WNR-KCOMの詳細はこちら
マウスコンピューター「NEXTGEAR-NOTE i7901BA1」
こちらもCore i7 700K、GTX1080、17.3インチ液晶かつ4Kという構成。SLIでこそないものの、4K液晶搭載でややお得感があります。
マウスコンピューターの看板ブランド「G-tune」のフラッグシップですから、メーカー側も気合を入れているのが分かります。
OS…Windows 10 Home インストール済み
CPU…インテル Core i7-7700K(4コア8スレッド, 定格4.2GHz, ターボ・ブースト時最大4.5GHz, 8MB L3キャッシュ)
メモリ…16GB PC4-19200
マザーボード…インテルZ270チップセット
GPU…NVIDIA GeForce GTX 1080 8GB×2（SLI）
>> NEXTGEAR-NOTE i7901BA1の詳細はこちら
持ち運びにどれだけの価値を見出すかが鍵
デスクトップ以上の性能を持つハイエンドゲーミングノートPCは、トップレベルの環境を持ち運べるのが最大のメリット。
この持ち運びがどれだけの頻度で発生するかが、購入の決め手となりそうです。
また、モニター、ドライブ、キーボードといった入出力デバイスがひとつにまとまっていることの使いやすさもあります。
自分のプレイスタイルや環境がマッチしているのなら、ハイエンドゲーミングノートPCは決して悪い選択肢ではありませんよ。