Intelの新CPU「Core i7 8700K」とNVIDIAの新GPU「GTX1070Ti」を搭載したBTOパソコンが、ついにドスパラから登場しました。
性能的にかなりバランスが良く、2017年終盤において台風の目になりそうな予感がします。
Intel&NVIDIAの新パーツ搭載「ガレリアZV」
ドスパラのガレリアZVは11月に登場したばかりで、Intelの「Core i7 8700K」とNVIDIAの「GTX1070Ti」という強力なタッグが魅力です。
特にGTX1070Tiは性能的にGTX1080に肉薄しており、ハイエンドGPUの新たなスタンダードになる可能性を秘めています。
発売されたばかりで単体の価格こそ高いものの、今後値下げが実行されていけば、既存のGTX1080を凌ぐコストパフォーマンスを発揮する可能性すらあります。
そんな新パーツを搭載したドスパラのガレリアZVは、税抜き価格189980円。標準構成は以下の通りです。
OS | Windows10 home 64bit |
CPU | Core i7 8700K(6コア12スレッド、3.7GHz~4.7GHz動作) |
メモリ | DDR4 PC4-21300 8GB |
GPU | GTX1070Ti 8GB |
ストレージ | SSD500GB、HDD2TB |
電源 | DELTA 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE 500Wから無料アップグレード中) |
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GTX1070Tiが単体で国内価格70000円弱、Core i7 8700Kが48000円程度と考えると、妥当な価格と言えます。
個人的にはもう2万円くらい安くなれば最強なのですが、GTX1070Tiの国内価格が高止まりしているので、時間が解決してくれるのかもしれませんね。
メモリを16GB以上にすれば万能型高性能機に
このガレリアZVは、唯一の弱点ともいえるメモリ容量を+12000円で16GBにアップグレードすれば、もはや性能面では向かうところ敵なしなレベルです。
CPUもGPUも正当進化で性能が向上していますし、Core i7 7700K+GTX1080搭載で25万円相当のBTOパソコンを喰ってしまう可能性がありますね。
メモリをアップグレードしても税抜き20万円相当ですから、ハイエンドゲーミングPCとしては十分に「買い」な線といえるでしょう。
GTX1070Tiの国内価格がカギを握る
何度も触れている通り、GTX1070Tiは正直割高です。(2017年11月時点)
北米価格は449ドル(日本円にして50000円強、1ドル113円計算)にもかかわらず、日本国内では6万円台後半から7万円台前半ですから、明らかに価格が「盛られて」います。
一方、建前上はワンランク上のGTX1080は値段が下がっており、国内でも7万円前後で購入できてしまいます。いかにGTX1070Tiの価格が割高か分かりますよね。
性能面ではGTX1080に肉薄しているものの、Tiシリーズの特徴は何と言ってもコスパの良さです。
今後しっかりと価格改定が入り、国内でも5万円台に落ち着くことを願うばかりですね。GTX1070Tiの価格が下がれば、BTOパソコンの種類も増えていくでしょう。
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