BTOメーカーでパソコンを買う時、オプションで選択できる「パーティション分割」サービス。数千円程度かかりますが、このパーティション分割はやっておくべきなのでしょうか?また、やっておくべきだとして、BTOショップにオプションで依頼するべきなのでしょうか?そもそも、パーティション分割とはなんなのか?
本記事では、そんな「BTOメーカーとパーティション分割」についてご説明します。
パーティションとは
パソコンに搭載されている1つのHDD、またはSSDを分割し、仮想のドライブ(Dドライブ)を作成する方法です。「分割」の言葉の通り、1TBのHDDであれば、例えば500GBずつを2つのドライブに分けて割り当てることができ、この区切ったドライブのひとつひとつを「パーティション」と呼称します。
「仮想ドライブ」という言葉を目にしたことがあるかと思いますが、パーティション分割とはその仮想ドライブを作成する手法です。ドライブ領域自体は変わりませんが、1つしかないドライブをCドライブ&Dドライブの2つで、別々に管理することができるという特徴があります。
パーティション分割することのメリット・デメリット
パーティション分割は、基本的にはメリットのほうが多く、特にこだわりがなければ設定しておくべきです。
パーティション分割のメリットは、
- 複数のドライブで管理できるので、ソフトやファイル、アプリケーションの管理が容易
- OSだけ別のドライブにインストールしておくなどしておけば、データの消失を防ぎやすい
- 単純に、ドライブが別々になっているので万が一の時のバックアップもしやすい
等々が挙げられます。
逆に、パーティション分割によるデメリットはこれといって存在しません。強いて言えば、BTOメーカーにオプションとして依頼する際の工賃がデメリットになりますが、これも自分で行えば無料にすることができます。
設定は難しくないので、BTOショップには依頼せず自分で行うのがおすすめ
先ほど述べたとおり、パーティション分割は基本的にはメリットしかありません。HDDを搭載しているなら、HDDに対して行っておくのがおすすめです。
BTOショップで依頼するショップのオプションは、あくまで自分でパーティション分割ができないユーザーに対してのサービス。パーティションの分割方法はWebで調べればすぐに出てくるうえ、あまり難しくないので、BTOショップのオプションを使わず自分自身で行うことをオススメします。