データ入力やライティング用のキーボードとして、もはや定番ともいえる東プレの「REALFORCE」シリーズ。表向きはゲーミングキーボードとして発売されていないものの、ゲーマーからも高い評価を得ています。
そんなREALFORCEの新製品「REALFORCE R2シリーズ」に新モデルが追加されました。果たしてゲーミングキーボードとしても通用するのでしょうか。
東プレ「REALFORCE R2シリーズ」に2モデルが追加
今回「REALFORCE R2シリーズ」に追加されたのは、静音スイッチの2モデル(アイボリー、ブラック)です。
REALFORCE R2シリーズとえいば、無接点の静電容量方式スイッチを採用し、抜群のキータッチと耐久性で業務用キーボードとして高い評価を得ています。
特に金融機関やデータ入力の現場などでは、REALFORCEを標準採用しているところが多く、安定性と質の高では国内最高といっても過言ではありません。
これまで、REALFORCE R2シリーズは通常版のみがリリースされていましたが、音が気になる方向けに、より静音性を高めたモデルとして生まれ変わっています。
>> REALFORCE R2 アイボリー
>> REALFORCE R2 ブラック
16年ぶりのデザイン刷新でよりコンパクトに
長らく業務用キーボードの最高峰として君臨してきたREALFORCEですが、今回の新モデルは16年ぶりにデザインが刷新されています。
従来に比べて16%コンパクトになり、キーピッチは変わることなく省スペース性が向上しているのです。
また、人間の聴覚感度が高い周波数帯(2500~5000Hz)の静音性を高めており、単純に音によるストレスを軽減しています。
価格は税込み27500円前後で、キーボードとしてはかなり高めですが、長く使い続けることを考えれば割安かもしれません。
REALFORCE R2シリーズはゲーミングキーボードとして使えるか?
このREALFORCE R2シリーズですが、キータッチの良さと耐久性、静音性からゲーミングキーボードとして使うことも可能です。
もともとREALFORCE R2シリーズのベースになっているのは、東プレ初の純ゲーミングキーボード「REALFORCE RGB」ですからね。
筐体の省スペース性やスペースキーの大きさは、REALFORCE RGBを踏襲しています。
また、キーストロークの深さを調整できるAPC(Actuation Point Changer)もREALFORCE RGBから受け継いでおり、自分の好みに合わせた細かいセッティングが可能です。
ただし、ゲーミングキーボード特有のマクロ機能やRGBイルミネーションは搭載していないので、その点はゲーミングキーボードとしてやや見劣りします。
ガチガチのゲーミングキーボードというよりは、ゲーミングキーボードの基本機能を受け継いだ業務用キーボードといえそうです。
PC作業やライティングがメインのライトゲーマーなら、かなり満足のいく製品ではないでしょうか。