2017年11月2日に発売となったnvidiaの新型GPU「GTX1070Ti」。久々の「Ti」モデルとあって登場時から話題となりました。
このGTX1070Tiが今、買い時を迎えているようですよ。
登場から1万円の値下がり
GTX1070Tiは発売当初、日本円で65000円から73000円という価格でした。これはワンランク上のGTX1080とほぼ同じで、ワンランク下のGTX1070より1万円弱高いという微妙な立ち位置だったのです。
しかし発売から1か月が経過した12月11日時点では、最安値が54000円前後となり、約1万円の値下がりが起こっています。
特にPalit MicrosystemsやMSIのものが安いですね。53000円から55000円程度で入手できます。性能面ではGTX1080と数%の差しかないと言われ、中身はほぼGTX1080と語る人もいるほど。
ミドルレンジ上位とハイエンドをつなぐGTX1070Tiですが、実質は最もコスパの良いハイエンドGPUという位置にきていると感じます。
最安GTX1070Ti「ドスパラWeb限定モデルNE5107T015P2-1043D」
2017年12月時点で最も安いGTX1070Tiは、ドスパラWeb限定モデルの「NE5107T015P2-1043D」です。当然のことながらドスパラのWeb通販で購入できます。
価格は税込み53730円で、税抜きであれば5万円を切るお買い得さ。価格的にワンランク下のGTX1070と大差がないところまできています。
次点のMSI製「ARMOR 8G」よりも2000円以上安いことから、GTX1070Tiの中でも圧倒的なコスパの良さです。
また、2018年1月12日までの期間限定で、「Intel Core i7 8700K BOX」「ASRock Z370 Extreme4」「ENERMAX ERX650AWT-DP」とのセット購入により1万円引きになる点も見逃せません。
一気にハイエンドPCを格安で自作するチャンスと言えるでしょう。
GTXシリーズで最もコスパに優れるGPU?
2017年12月時点で、ミドルレンジ~ハイエンドなGPUでは「GTX1080」が最もコスパが良いと言われていました。
しかしGTX1070Tiの値下がりで、その座が奪われるかもしれません。GTX1080とほぼ同等の性能ながら価格は1万円近く安いですからね。
ドスパラモデルの安さは頭ひとつ抜けていると言えるでしょう。次世代のGTX2000シリーズが登場するまで、ミドルレンジ~ハイエンドゲーミングPCの定番GPUになるかもしれません。
暗号通貨のマイニング性能もかなり優れているので、ゲーミングPC兼マイニング用としても重宝しそうです。