ゲーミングPCでプレイするタイトルは、主にFPSやMMOという方が多いでしょう。しかし、エミュレーターを使えばゲーミングPCで家庭用ゲーム機のタイトルもプレイ可能です。
ここで気になるのが「エミュレーターは違法ではないの?」という点。例えば、PS用のソフトをプレイすることは、違法ではないのでしょうか?
エミュレーターの使用自体は違法ではない
エミュレーターは家庭用ゲーム機のプレイ環境を、仮想的にPC内で再現できるソフトウェアです。
私も何度か使用したことがありますし、実際に過去の家庭用ゲームタイトルがプレイできるのも確認済みです。
しかしエミュレーターによる違法なプレイが問題となり、「エミュレーターの使用は悪いことだ」と認識している方が多いようです。
これは全くの誤解で、エミュレーターソフトの使用自体は、法的に何ら問題ありません。単なるソフトウェアの使用ですからね。
ただし、問題となるのは「ゲームタイトルのデータをどうやって入手したか」です。
エミュレーターを使うと、カセットやロムを物理的に読み込ませなくとも、吸い出したゲームデータだけでゲームができてしまいます。
この「ゲームデータ」を違法なサイトからダウンロードし、P2Pで入手したりすると、違法性が問われます。
したがって、自分が所持しているゲームタイトルをプレイする分には、全く問題ないのです。
エミュレーターでPS時代の名作タイトルをプレイ!
10代から20代の方にはなじみが薄いかもしれませんが、初代PSが流行した時代には、たくさんの名作タイトルが存在していました。
「鉄拳シリーズ」や「FF7」、「バイオハザード」「ドラクエ7」など、現在でも人気を集めるタイトルの「源流」があるのです。
さすがに今となってはやや古臭さは否めないものの、ゲームシステム自体は非常に完成度が高く、質が良いタイトルがそろっています。
こういった名作タイトルをゲーミングPCでプレイしてみると、FPSやMMOとは一味違った楽しみ方ができるでしょう。
内蔵グラフィックでも十分に動作するエミュレーター
初代PS時代のグラフィックですから、現在のCPUであれば内蔵グラフィックで十分に快適なプレイが可能です。
今持っているPCでも、特に追加投資することなく、新鮮な体験ができるでしょう。
初代PS時代は最も家庭用ゲーム機が盛り上がった時期と言っても過言ではなく、個性豊かなタイトルが沢山あります。
エミュレーター用のサブパソコンを、BTOショップの格安モデルで用意してみるのも、面白いかもしれませんね。