ドスパラのゲーミングPCブランドとして名高いGALLERIAシリーズから、超小型のゲーミングPCが登場しました。
その名も「GALLERIA Mini」。年々小型が進むゲーミングPCの中にあり、要注目の製品といえそうです。
今回はドスパラの超小型ゲーミングPC「GALLERIA Mini」の魅力に迫ってみたいと思います。
ペットボトル2本分の圧倒的小ささ
GALLERIA Mini最大の特徴は、何といってもその圧倒的な小ささ。「手のひらサイズ」を公言するだけあって、ペットボトル約2本分の容量という驚異の小型化に成功しています。
丁度500ミリリットルのペットボトルを2本縦に並べたくらいのスペースなので、決して大げさではありません。
実際のサイズは幅81.9×高さ213×奥行154.5 mm。成人男性の手のひらが、中指の先から手首までで平均約19センチです。私も実際にメジャーでサイズ感を出してみましたが、驚くほど小型でした。
GALLERIA Miniに採用されているフォームファクタ「Micro STX」が、この圧倒的な小型化に貢献しています。
GTX1060&Core i5-7500搭載
GALLERIA Miniは、その小型さとは裏腹に、性能は必要十分。基本スペックは以下の通りです。
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i5-7500 (4コア/定格3.40GHz/TB時最大3.80GHz/L3キャッシュ6MB) |
マザーボード | インテル B250 チップセット搭載 Micro STXマザーボード |
メモリ | 8GB DDR4 SO-DIMM (PC4-19200/8GBx1、32GBまでカスタマイズ可能) |
ストレージ | 250GB SSD (M.2スロット / AHCI接続) |
GPU | GeForce GTX1060 6GB |
メモリがやや少ないものの、Core i5-7500とGTX1060 6GBならば、大抵のゲームは標準設定以上で問題なくプレイできるでしょう。
また、ストレージがM,2SSDなことも見逃せません。通常のSSDよりも高速なM.2SSDは、ゲームの軽快な起動&動作には、最適な環境といえます。
価格は税抜き149,980円で、ドスパラオンラインショップで購入可能です。
唯一の不安は熱処理か?
GALLERIA Mini唯一の不安をあげるとすれば、熱処理ではないでしょうか。小型のゲーミングPCはどうしても熱処理が苦しくなりますし、発熱の大きなM.2SSDを採用しているのも気になります。
ただし、高冷却4面メッシュケースを採用しており、ケース自体が排熱に適した構造をしているので、思ったほどの心配はいらないかもしれません。
前面以外が全てメッシュケースというのは珍しいので、どちらかといえば静音性を気にすべきでしょうね。このあたりは個人の好みもあります。
さすがBTOショップ大手のドスパラとあって、ゲーミングPCの小型&高性能化には力をいれているようです。
ゲーミングPCに省スペース性を求める方には、「GALLERIA Mini」が最適な一品かもしれませんね。