※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

適当に選んではいけない?押さえておきたいモニターアームの選び方

モニターアームとは、ディスプレイの角度、位置を調整するための器具です。通常、PCモニターの可動域は製品に標準で備わっている台座に準じますが、モニターアームを使用することで、モニター自体を移動させ、見やすい位置に適宜角度を変更することなど、自由度が大幅に増します。

マルチディスプレイ環境を構築したい人や、仕事柄ディスプレイを動かす機会が多い人などに最適で、また、縦に並べる際には必須のアイテムです。この記事では、そんなモニターアームの選び方を詳しく解説していきます。

モニターを選ぶための5項目

ゲーミングディスプレイ(液晶モニター)の選び方」とも関わってくる話ですが、モニターアームは、大きく分けて3つの項目を基準に選ぶと良いでしょう。

稼働方向は水平垂直アームを選択

全てのモニターアームが360度に回転させられるわけではありません。モニターアームによって、可動域には幅がありますので、自分が使うことを想定し、適切な可動域を持つモニターアームを選択しましょう。

設置タイプ

モニターアームには、様々な設置方法があります。ネジ穴を開けられない賃貸住宅などではネジ固定式は適していないなど、これもやはり環境によって適している設置方法は異なります。必ず自分の環境にあったモニターアームを選択しましょう。

ちなみに、現在主流となっているのは以下の方式です。

クランプ固定式

最も広く使われている設置方法です。板状の天板を締め付けて、万力のように固定します。ネジ固定式のように穴を開けるリスクがなく、天板さえあれば設置可能、さらに強度も高い設置方式ですが、天板の厚みや、天板の背面にスペースがあるかなどを考慮したうえで選ぶ必要があります。

ネジ固定式

壁面、または机にネジを利用して固定するタイプです。高い強度を持つ設置方式ですが、ネジ穴を開ける必要があるため賃貸住宅などではおすすめできない固定方式です。

グロメット式

天板にネジ穴を開け、ボルトで挟み込む、クランプ固定式とネジ固定式を掛け合わせた設置方法です。天板の背面にスペースが無い場合や、壁に穴を開けられない場合などで活躍する固定方式です。

耐荷重

ディスプレイをモニターアームで設置する時に考慮しなくてはならないのが、モニターアーム自体の耐荷重性能です。モニターアームは大きく分けて耐荷重が10kg以下かそれ以上に定められている事が多く、大型のディスプレイを設置する際は必ず余裕のある耐荷重を持ったモニターアームを選択する必要があります。

特に、27kg以上のディスプレイは重量が10kgを超えている場合もありますので、耐荷重の大きいモニターアームを選ぶと良いでしょう。

使ってみると便利、モニターアームの魅力

モニターアームの魅力は、広い机がなくても手軽にマルチディスプレイ環境を構築できることにあります。縦にディスプレイを並べるのは、モニターアームがなければ手軽にはほぼ不可能でしょう。天板にある程度の厚みがあれば、設置自体は容易ですので、モニターを増やそうと考えている方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。