登場したばかりのRyzen2000シリーズの最上位モデル「Ryzen 7 2700X」を搭載したハイエンドゲーミングマシンが、早くも発表されています。マウスコンピューターの「NEXTGEAR-MICRO am540PA2」はGPUにGTX1080を採用し、最新のハイエンドゲーミングPCでありながら超すパフォーマンスに優れたモデルです。
マウスコンピューター「NEXTGEAR-MICRO am540PA2」の魅力
まずはスペックから。CPUとGPUの組み合わせから考えると税込み20万円を切る価格は、かなり攻めていると思います。
・NEXTGEAR-MICRO am540PA2
OS : Windows 10 Home 64ビット
CPU : AMD Ryzen 7 2700X (8コア16スレッド、3.7～4.3GHz、16MB L3キャッシュ)
マザーボード：AMD B350 チップセット搭載マザー
グラフィックス : GeForceR GTX 1080 （8GB）
メモリ : 16GB PC4-19200 (8GB×2/デュアルチャネル)
ハードディスク : 1TB SATA3 HDD
電源 : 700W 80PLUS BRONZE認証
保証期間 : 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート
この構成で税込み価格は送料含めて19万2000円です。SSDが搭載されていないのが少し残念ですが、カスタマイズで変更できるのでまず問題ありません。
最新世代の最上位CPU＋GTX1080という構成で20万円を切るのは非常にお得な部類といえるでしょう。性能的にはCore i7 8700K＋GTX1080搭載の「NEXTGEAR i670PA2-SMM（税込み24万円強）」と大差がないはずです。
NEXTGEAR-MICRO am540PA2のカスタマイズポイント
上えも少し述べましたが、やはりSSDは追加したほうが良いと思います。+9800円で240GBのSSDを追加すれば、正直もうほとんど穴がありませんね。メモリは32GBも必要ありませんから、2018年4月時点のハイエンドゲーミングPCとしては、ほぼこれで完成でしょう。
ただし、唯一気になる点はマザーボードのチップセットが「B350」であるというところです。第2世代Ryzenのうちサフィックス「X」が付いたモデルは「Precision Boost Overdrive」と「XFR2 Enhanced」というOC機能を持っています。
この機能を使えるのは400番台のチップセットを搭載したマザーボードと組み合わせたときだけで、本来の性能を100%活かせるとは言えないのです。新しいOC機能をフル活用したい方は、B450もしくはX470マザーボード搭載モデルを待ったほうが良いでしょう
eスポーツ市場で存在感を増すGtune
今回紹介したマシンは、マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-tune」に属するものです。ここ数年、G-tuneはゲーミングPC市場での存在感が増しており、意欲的なモデルを次々に発売しています。
特に、初心者でも安心してゲーミングPCを買えるよう「24時間×365日電話サポート」が付属しているのは嬉しいですね。夜中や朝方にマシントラブルがおきても、サポートを受けられるというのは、本当に価値があります。
これはPCトラブルを経験した人なら、誰もが賛同すると思いますよ。平日の営業日までサポートを受けられない時のイライラ感は凄まじいですからね…。あのイライラと不安がなくなるだけでも、有難いです。初心者こそ手厚いサポート付きのGtuneを選ぶべきなのかもしれません。