時代はオフ会からLANパーティーへ！PCゲーマーならではの楽しみ方

オフ会という言葉が使われるようになり、もう20年近くになります。MMOやFPSで知り合った仲間とリアルで顔を合わせ、ゲーム外でも親交を深めるのは、PCゲーマーならではの楽しみ方といえるでしょう。

しかし最近では、このオフ会が「LANパーティー」へと進化しているようです。一体LANパーティーとはどのような遊び方なのでしょうか。

ゲーミングPCを持ち寄ってリアル対戦！LANパーティーの醍醐味

LANパーティーとは、友達の家やフリースペースなどにゲーミングPCを持ち寄り、リアルで顔を合わせながらMMOやFPSなどを楽しむ遊び方です。

集まった場所でLAN（小規模なネットワーク）につないで遊ぶことで、インターネットを介した物理的距離が離れている時と比べ、臨場感や親近感が増します。

遠隔地同士でも問題なく遊べるゲームでありながら、あえて顔を合わせる距離に集うことが、このLANパーティーの醍醐味です。

このLANパーティーですが、実は私が学生時代から一部で行われていました。

MMOやFPSで特に有名なチーム、ギルドなどは、攻城戦やイベントの前にリアルで集まって計画を練り、ネットカフェなどで模擬LANパーティーのような形式で練習していたのです。

私が知るあるMMOでは、友人が有名ギルドに所属していました。あるときそのMMOで国際大会が開催され、友人が所属するギルドは国内予選を勝ち抜いて日本代表チームとなり、さらにはアジアの強豪を倒して2位に輝いたことがあります。

そのギルドではギルドマスター他、数人の有力メンバーがネカフェで模擬戦を繰り返し、完璧なチームワークで勝ち抜いていました。

当時はMMOが盛り上がっていた時期でもあり、なんと韓国で行われる決勝大会に無料招待（渡航費や宿泊費なども無料）、さらには2位の賞金100万円も手にしたのです。

現在のようにe-sportsで賞金を稼ぐ猛者がおらず、MMO黎明期でしたから、この話は本当に衝撃でしたね。

今思えば、彼らはLANパーティーで腕を磨いていたのだと思います。やはり、リアルで顔を合わせながら親交を深め、チームワークを磨き上げたチームは強いです。

LANパーティーは自分の愛機を持ち寄るため、移動が発生します。当然、ATXやMicroATXのような大型PCは移動が大変です。（それでも移動する猛者もいますが…）

高性能なゲーミングノートPCや小型かつ十分な性能を持つMini-ITXのパソコンが有利でしょう。どちらも最近はATXやMicroATXに引けを取らない性能を持っており、LANパーティーに最適です。