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ゲーミングPCがうるさい時の対処法

自分好みのカスタマイズでゲーミングPCを購入したのも束の間、騒音に悩まされるようになった…という人は意外と多いもの。私も何度となく、音が気になってPCをいじくり倒しました。

そこでどうしてもPCの作動音、騒音が我慢できない時の対処法をまとめてご紹介します。費用が全く必要ないものもありますから、是非試してみてください。

防振材を使う

これは結構メジャーな対策方法ですね。PCの足に防振材を設置して、微振動を減らすわけです。PCは内部のエアーフローやファン、HDDの回転などにより常に微弱な振動が発生します。

これが増幅されて騒音のもとになることがあります。ゼリー状やゲル状の防振シートを貼るだけで効果がでることもありますので、試してみる価値はあるでしょう。


鉛シートを貼る

ちょっと一般的ではないのですが、PCケースに鉛シートを貼りつけることで音が小さくなる可能性があります。もともと鉛シートは、防音用素材として建築現場で使用されるもの。

音は物体の質量に応じて軽減されるので、密度の高い鉛シートは防音に適しているというわけですね。ただ、鉛シートは独特のにおいがあるため、これが気にならないかどうかが重要です。

ワンタッチ防音壁などを使う

数年前から、賃貸物件用の防音DYIを想定した「防音ボード」が売られるようになりました。ロックウールやグラスウールと呼ばれる、石やガラスの繊維を詰めて板状にしたものです。

このような防音ボードでPCを囲んでしまえば、かなり音は軽減できます。しかし排気熱を閉じ込めてしまわないように注意です。

雑誌などで傾斜を調節する

「ブーン」という低い音が気になる場合、PC本体を少し傾けると音がやむことがあります。片側の足部分に雑誌などを挟み、少し傾斜をつけると一時的に騒音が解消されるかもしれません。

ファンコンを付ける

ファンの回転数を任意で調節できるファンコンを導入すれば、ファンの回転音や風切り音が気にならなくなります。ついでに静音ファンに交換してもいいですね。大体5000円から1万円以内の投資でおさまるはずです。

自動オーバークロック機能を無効にする

最近のCPUには自動オーバークロック機能があり、CPUに負荷がかかると一時的に定格以上のクロックで動作します。これによりCPUファンが高速で回転し続け、騒音のもとになることがあります。

これを無効にするには、BIOS上から任意の項目を変更します。Intelなら「Intel Turbo Boost Technology」、AMDなら「OverDrive Technology」といった名称です。

予算と手間をかけられるなら、PCケースを防音仕様のものにして組み替えるという方法もあります。高密度の吸音材を使用したケースなども発売されていますから、BTOショップなどで探してみてはいかがでしょうか。