暗闇の中で怪しく光るLED装飾のPC画像を見たことがありませんか?自作PCファンの中では昔からある、蛍光塗料やLEDを使ったカスタマイズです。
「何の意味があるの?」と聞かれると難しいのですが、所有欲やオリジナリティを発揮するための手段といって良いでしょう。
LED装飾が可能なパーツ
LEDによって光らせることができるパーツは、CPUファン、ケースファン、メモリファンなどがあります。主にファン類ですね。クリアパーツを使っていて、LEDが仕込んであるので常時光っています。
特に最近のPCケースはサイド部分がクリアパネルになっているものが多く、自然と光らせたくなる気分になるのです……。私も未だにLED装飾をやってしまいそうになります。
ファンと組み合わせて、LEDテープを使ってPCケースの縁取りをしてみると、雰囲気がガラっと変わってかなり楽しいのです。オリジナル感がアップしますからね。
何が得なのか?と言われると難しいのですが、暗闇でもケース内部の状態がなんとなく把握できる、くらいでしょうか。あとはゴツいCPUクーラーやグラフィックボードを搭載しているときは、その外観自体が魅力なので、ライトアップされているとテンションが上がります。
本当にそれだけですが、この魅力はやったものにしかわからない、というところでしょうか。
ブラックライトでさらに怪しさアップ
LED装飾と相性が良いのが、ブラックライトです。アクリルパーツやホワイトパーツが反射によって自然に浮かび上がり、淡い光を生み出します。
派手さよりもさりげなさやスタイリッシュさを演出できるアイテムでしょう。凝った自作PCファンの中には、PCパーツをケース含めて全て白基調で統一し、ブラックライトを使っているパターンもありますね。
この白基調なブラックライトPC、かなり洗練された独特の雰囲気がでますよ。まるで近未来SFに出てくる研究所のような、怪しくメカニカルな雰囲気です。
ただしPCケースはまだしも、マザーボードやメモリ、グラフィックボード、電源を白基調で統一するのはなかなか骨が折れます。選択肢が非常に少なく、値段も安くないからです。
コスパ度外視でオリジナリティを追求したい気持ちが強いからこそできるカスタマイズですね。例えばマザーボードならASUSの「SABERTOOTH Z170 S」が白迷彩モデルです。
しかし価格は3万円となかなかのお値段。しかも現行の200シリーズからひとつ前の世代です。それでもこの独特の白迷彩が人気で、品薄だったようですね。
ゲーミングPCは見た目も重要な要素!
オリジナリティや自分なりの構成を選べるからこそ魅力があるわけで、それには外見も当然含まれます。ゲーミングPCは長い時間をともにする相棒ですから、見た目の良さは思った以上に大きいのです。
夏・冬の夜などは、LEDやブラックライトの光が本当に幻想的に見え、物思いにふけることすらあります。自分だけのオリジナルPCを仕上げるためにも、LED装飾を試してみてはいかがでしょうか。