日本ではまだそれほど盛り上がってはいませんが、海外では数年前からe-sports市場が巨大化しています。PCゲームファンならば、こういった盛り上がりに胸が躍りませんか?
今回は2018年に本格到来しそうなe-sport市場についてまとめてみました。
もはや一大エンターテイメント!世界が熱狂するeスポーツ
日本国内では娯楽や趣味程度の認識があるゲーム競技ですが、海外では少し事情が異なるようです。ここ数年、ゲームはe-sportsという呼び方をされるようになり、リアルなスポーツ競技同様(時にはそれ以上)の盛り上がりを見せています。では一体どの程度の規模なのでしょうか。
世界で7000万人のプレイヤーを獲得している有名タイトル「League of Legends(リーグ・オブ・レジェンズ)」は、毎年ワールドチャンピョンシップを開催しています。2015年賞金総額は日本円で2.5億円。1位には1億円以上の賞金が授与されていますから、もはや趣味や娯楽という枠組みを超えていますよね。
また、e-sports全体の賞金総額をみても、2009年には350万ドルだったものが、2015年には7100万ドルにまで膨れ上がっており、年々倍増しているという現状があります。
このように数億円、数千万円という賞金を設け、なおかつ世界的な企業がスポンサーにつくなど、大きな盛り上がりをみせているのが海外のe-sports市場です。
日本でのe-sportsは発展途上
こういった海外の盛り上がりに比べて、日本のe-sportsはまだまだ発展途上です。その理由としては、家庭用ゲーム機の市場が大きいことや、趣味や娯楽といった意識が強いことなどが挙げられます。
つまり、まだまだ「競技」として認識されていないのです。また、有名なプロゲーマーが少ないこともあるでしょう。格闘ゲーム界で有名なウメハラ氏をはじめ、海外で活躍するプロも存在していますが、まだまだ少数です。
国内ではプロゲーマーが活躍する場所が少ないため、日本人プロゲーマーの多くが海外の大会を拠点に賞金を稼いでいるという現状があるのです。
徐々に加熱傾向にある日本
それでも海外の例から、ゲームはスポーツであるという認識が広まりつつあるのも事実でしょう。ゲーミングPCやBTOパソコンでも、FPSや格闘ゲームの激しく繊細な動きについていけるような、高性能モデルが人気を集めています。
かつてはMMOが大人気だった日本ですが、徐々にFPSなどの対人ゲームが盛り上がりを見せており、立派な「成人の趣味」として認識されつつあるのです。
そのため、ゲーミングPCやBTOパソコンは、スポーツに例えるならば「質の良い道具」や「練習環境」とも考えられますよね。すでにe-sportsの採用タイトルにおすすめのゲーミングPCも発売されているくらいです。
2018年以降は日本でもe-sportsが本格的に流行する可能性が高いため、PCゲーマーを目指すなら、まずはゲーミングPCやBTOパソコンを手に入れることから始めてみましょう。
PCゲームはPCの性能によって大きく勝率が変わることが多いですからね。他のスポーツよりも、使う道具の品質が重要な競技といえます。