ゲーミングPCの性能を計測する方法として、ベンチマークソフトがあります。しかしベンチマークソフトは便利な反面、実際のゲームプレイ時におけるフレームレートと差がでたり、都度DLやインストールが必要だったりという手間がありますよね。
そこで今回は、ゲームタイトルに依存しない便利な計測方法をご紹介します。
フレームレートの計測に便利な「Frap」
Frapというソフトをご存じでしょうか。フレームレートを計測し、細かな調整に役立てられる優れものです。基本的には4000円前後の有償ソフトなのですが、公式サイトから無料版(機能限定版)がダウンロードできます。
公式サイト⇒http://www.fraps.com/download.php
Frapsの優れた点をまとめると、以下の通り。
- 実際のゲームプレイ中にフレームレートを表示できる
- スクリーンショット機能や録画機能がある
- 録画時のフレームレートを指定できる
- ベンチマーク機能がある
- 設定や動作がシンプルで、初心者でも扱いやすい
ただし、2018年3月現在の最新版は「3.5.99」で、Windows10を正式サポートした「3.6」は開発中とのこと。Windows10でも動作しますが、早めに正式版をリリースしてほしいですね。
NVIDIA製GPUなら「GeForce Experience」
NVIDIAのGTXシリーズなどを搭載しているならば、「GeForce Experience」を使ってフレームレートを確認できます。確認方法は、画面左上の三角形のマークをクリックし「シェア機能⇒設定⇒HUBレイアウト⇒FPSインジケータ」で表示させたい場所をクリックすれば完了です。
ただしこの方法はGeForce Experienceがサポートしているタイトルのみ有効です。どのタイトルをサポートしているかは、https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/geforce-experience/games/で確認できます。
Steam内のゲームでも確認可能
大手ゲームサイト「Steam」の中にあるタイトルならば、標準でフレームレート表示機能が利用できます。設定画面中の項目「ゲーム中」をクリックし、「ゲーム中のフレームレート表示」で場所を選択すればOKです。ただしこちらもSteam内のゲームに限定されます。
このようにプレイ中のフレームレートを計測する方法を覚えておくと、設定や調整の役に立ちますよ。