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ハードウェアキャプチャーのメリット・デメリット

PCゲームはプレイもさることながら、実況配信でリスナーと会話できることも魅力のひとつです。ゲーム配信を通じて人間関係が広まりますし、意外なところで気の合う友人が見つかります。実況配信では「画質」や「音質」が良いとリスナーが定着しやすい傾向にあり、ゲームキャプチャーの選択が重要です。

本格派を目指すならハードウェアキャプチャーにこだわる!

正直なところ、ゲーム画面のキャプチャーはソフトウェアでも十分可能です。フリーツールで賄えてしまいますからね。

しかしハードウェアでキャプチャーすることにより、柔軟な配信環境を高画質で作ることができます。例えば、自分の顔をwebカメラで取り込んで、ワイプで表示させながら配信するといった場合は、PCスペックの関係からうまくいかないこともあります。

また、配信動画の編集や保存用ソフトが同封されているため、録画として残したい場合も便利です。

ハードウェアタイプならPCの負荷も軽減できる

さらにハードウェアタイプのキャプチャーのメリットとして、「PCに余計な負担がかかりにくい」というものがあります。

ソフトウェアタイプではどうしてもPC自体のリソースをエンコード・配信処理に使うため、負担が大きくなりがちです。シビアに性能を要求されるタイトルでは、ちょっとした負荷増減で配信・プレイともに影響をうけることもあります。

しかしハードウェアタイプなら、キャプチャー自体に搭載されたチップで処理を担当するため、PCに余計な負担をかけずに済むわけです。

ハードウェアキャプチャのデメリットと解消法

しかし、ハードウェアタイプのキャプチャーにもデメリットはあります。それは「遅延が発生しがち」ということ。ソフトウェアタイプと違い、一旦別のハードウェアにデータを転送・処理してから配信するために、実際のプレイと配信映像の間にラグがでます。

ただし、遅延対策が施されているタイプであれば、これはかなり軽減できるでしょう。例えば「パススルー出力機能」ですね。パススルー出力機能に対応したハードウェアキャプチャーなら、ソフトウェアタイプ同様にリアルタイムな配信が可能になり、画質も高められます。

IDDATAの「GV-USB3/HD」などが良い例でしょう。価格は22000円前後ですが、録画ソフトも付属していますし充実した配信環境を構築できるはずです。何より面倒な設定が無く、初心者でもすぐに配信ができるのは嬉しいですよね。